事件の真相
財務省の福田事務次官のセクハラ疑惑を受け、4月20日に野党の女性議員らが黒い服を着て「#Me Too」と掲げながら抗議したことを受けて、自民党・長尾敬議員がツイッターで発言した内容が問題となっている。
出典;MBSニュース
発言内容全文
セクハラはあってはなりません。こちらの方々は、少なくとも私にとって、セクハラとは縁遠い方々です。私は皆さんに、絶対セクハラはいたしませんことを、宣言致します!
出典;MBSニュース
謝罪・釈明内容
22日、長尾氏はツイッター上の問題となった発言を削除し、自身のブログで、「お詫(わ)びと真意」と題する文書を掲載しました。
ブログの中で長尾氏は、指摘を真摯に受け止め、気分を害された方々と女性議員に謝罪するとともに、審議開始時刻に行われた抗議に対する憤りから、「無縁な方々」と表現したと釈明している。また、複数の男性議員が含まれていたことも「無縁な方々」と関連付けたというのが真意だとしている。
ネットの反応
・セクハラどうこう言う以前に、「こういう発言をしたらどうなるか」とか、時代や世の中の空気を読めていなさすぎる。
当然ながら、こういう人が、その時代の民意をくみ取った政治なんかできるはずがなく・・。・余計な一言を言わなければいいのに。てか、何が余計かもわからないのか?
・黒い服着た人たちの『Me Too』って
どこがMeTooなんだと思うんだけど…・言いたいことは、分かるような気がする。Me Tooなんて言葉自体に、同性同性であっても不快感を感じる。もっと簡潔というか、上品な抗議の方法が良かった。ただセクハラは問題があるし、よりによって男性議員がこんな発言をしてはいけないとおもう。
・与野党関係なく国会で建設的な議論を進めるよう努力するべきだと思う。
まとめ
最初は長尾氏の「セクハラとは縁遠い」ツイートに対して、「その発言自体がセクハラ」と炎上していたものの、野党が「#Me Too」抗議で審議拒否したり、抗議に男性議員が含まれていたことなどがパフォーマンスと取られて、長尾氏に同情する声もあった。
どちらにせよ、相手の立場に立った発言ができない人を国会に送り出している私たちにも、責任はありますね。また、公の立場にいる人たちには、その言動の重みに気づいてほしいですね。